機種変更は、2つの会計をまた混ぜやすい場面です。新しい iPhone を iCloud から戻しても、ホームに Shadowrocket がない。あるいはアプリはあるが一覧は空で、VPN スイッチを入れると拒否される。「正規版は機種変更できない」のではありません。購入の復元、サブスクリプションの取り込み、再許可の3手を、1手だと思っただけです。
削除すると端末内の一覧が消えることがあります。購読URLはメールや事業者の管理画面に残っています。入れ直し後に追加すれば足ります。新しい端末では、iCloud バックアップだけでは VPN 構成とノード一覧が完全には戻らないことがあります。システムは VPN 構成を機微な権限として扱い、写真のように黙って引っ越ししません。自分でもう一度許可する必要があります。
当時支払ったアカウントを先に取り戻す
ストアの買い切りは、支払いに使った Apple ID に付きます。今 iCloud に入っているものとは限りません。写真は A、Shadowrocket は掲載地域の B で買い、日常はまた A に戻す、という人は多いです。機種変更で A だけ入ると、ストアは「未購入」と出ます。アプリが消えたのではありません。別の窓口に立っているだけです。
当時支払った Apple ID で、App Store から Shadowrocket を復元します。詳細を開き、番号 932747118 を照合します。名前が似ていて番号が違えば入れない。復元後、アプリはホーム画面に出ます。そのあと日常のアカウントに戻して構いません。あとでストアが更新を求めたら、支払いアカウントへ一時的に戻ることが多いです。
「当時どの国・地域の、どのメールで買ったか」を、自分で見つけられる場所に書いておきます。本サイトはアカウント代行も、購入履歴の保管もしません。
VPN を再度許可し、自分のサブスクリプションを取り込む
アプリを開き、接続スイッチを一度入れます。システムは再び VPN 構成の追加を求めます。許可を選び、Face ID かパスコードで確認します。設定 → 一般 → VPNとデバイス管理 に Shadowrocket が見えたら、この手は完了です。「許可しない」を押したら、設定で古い項目を消し、アプリに戻ってもう一度。
それから自分のサブスクリプションかパラメータを取り込みます。掲示板で今コピーしたリンクを「機種変更のおまけ」にしないでください。そのURLを握る人が、出口を変えられます。同じ購読を複数台に載せる上限は、事業者の台数制限に従います。超えると更新が空になったり、一斉にタイムアウトしたりします。機種変更失敗に見えて、実はリモート側が N 台目を拒んでいるだけです。
取り込み後:サブスクリプションを更新し、ハンドシェイクできるノードを選び、モードをコンフィグにしてからスイッチを入れます。ウィジェットや iCloud が、ノード選びとモード選びまで済ませてくれると思わないでください。
裏道の「構成バックアップ」は使わない
構成ファイルを出所不明のサイトに置き、新しいスマホで戻す人がいます。出口を他人に渡すのと同じです。正規アプリは入れ直せます。回線は自分のサブスクリプションで生きます。二つを分けて置けば、機種変更でも慌てません。
ファミリー共有で家族に渡せるかは、その時点の Apple の規則と、このアプリが対応しているかによります。回線が一緒に移るかは事業者次第であり、ストア次第ではありません。家族が手にするのがアイコンだけなら、取り込みも許可も自分でします。
古いスマホがまだあるうちにできる準備
旧端末で確認します。支払いに使った Apple ID、購読URLの全文、事業者の管理画面で台数をまだ見られるか。リンクは自分のメモに残し、切れやすいスクリーンショットにはしない。旧端末を消す前に VPN 構成を消す必要はありません。新しい端末で再度許可を求められます。
旧端末がもうなければ、それでも「購入を復元 → 許可 → 取り込み」で進めます。支払いアカウントがなければ、ストアはこの1本を空から渡せません。サブスクリプションがなければ、クライアントはノードを空から作れません。両方失ったら、購入履歴は Apple 側、アカウントは事業者側で、別々に調べます。ipa を取りに行かないでください。
細かい手順は使い方の第09節。購入とアカウントの切り替えはダウンロード。言葉は用語へ。
当日いちばん抜けやすい2つ
1つ目は台数です。旧端末に同じ購読が残ったまま、事業者側で外していなければ、新端末の初回更新で上限に当たることがあります。「取り込み失敗」に見えて、リモート側が拒んでいるだけです。旧端末が起動するなら、そちらで止めるか、事業者に旧端末の削除を頼んでから、新端末で更新します。
2つ目は、許可のダイアログを流して押すことです。初期設定ではダイアログが多く、「許可しない」を一度押すと、アプリは接続に失敗し続け、機種変更が失敗したように見えます。設定で欠けた VPN 項目を消し、アプリに戻って許可し直す方が、入れ直しより速いです。入れ直しは、システム側で拒否された構成を直せません。ストア復元をもう一周するだけです。